Kawahara yuki
楽譜のはじまり
昔は音を記憶して口伝えしていました。
歌詞は書きとめる必要に迫られ、どのように歌うか抑揚をつける記号が付いたものが楽譜のはじまりと言われています。
昔、パピルスに歌詞を残すのは讃歌など神話や祭祀の楽譜です。 民衆の心を捉えるために、 正確な歌詞や旋律が再現される必要があったからです。

教会のみならず、王侯貴族も宮廷音楽の楽譜をコレクションするようになりました。
そこで、細密画で装飾された美しい楽譜が登場します。権威と財の象徴になりました。
1500年を境に、活版印刷術による本格的な楽譜出版がはじまり、音楽作品が商品として流通します。
楽譜も地域や楽器、声楽か等により様々なものが生まれました。
普段見ている楽譜は五線譜に白や黒の音符や記号、指番号まで書かれ、それによりニュアンスもわかり、口伝えでなくても再現できるようになっています。
そこに作曲家や時代背景を知れば説得力が増し、より音に深みがでますよね。
楽譜をよく見たり、時代背景を知るのは大切なのです。
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